
手作り家具&スピーカー 木工房 あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!
AH_CHA・CHA WA_CHA・CHA GHICHONCHON!
Update : 29/12/2015
My Favorite JAZZ Records
このページでは、僕の愛聴盤(レコード)への想い出や、ちょこっと曲紹介などもしちゃいます。
折角の機会ですので、持ってるレコードを聴き直しながら随時更新していきます。
このページはジャズ編です!
Miles Davis マイルス・デイヴィス 特集です!

Somethin' Else
サムシン・エルス : キャノンボール・アダレイ(1958年)
レコード会社との契約上の問題で「キャノンボール・アダレイ」のリーダー作となったが実質のボスはマイルス!
とにかく、1発目の「サムシン・エルス」で、ドキュ~~ン!とノックアウト。
「枯葉」も名演ですが、僕はやっぱり「サムシン・エルス」ですね。
大好きなアートブレイキーが叩いてるのも魅力です。
また、何ともジャケットがカッコいいのです。

Miles & Monk at Newport
マイルス&モンク・アット・ニューポート : マイスル・デイヴィス&セロニアス・モンク(1958年)
マイルスとモンクの共演アルバム!・・・と思いきや、A面がマイルス・グループ、B面がモンク・グループ
安直な企画に、「そりゃぁ~ないよ!」でした!(笑)
上記の「Ah-Leu-Cha : アー・リュー・チャ」を演ってますが、これがまた「高速マッハGO!GO!」なのです。
なんせ、カウント2つで、全員が、どびゃぁ~~~!!!と怒涛の演奏を始めます、そして、バン!っと一斉に歯切れよく演奏を終えます。…レコードとは全然違い、唖然としました(笑)


Porgy and Bess
ポギー&べス : マイルス・デイヴィス (1958年)
『ポーギーとベス』はジョージ・ガーシュウィンのオペラ作です。それをマイルスが「ギル・エバンス」と題材した作品です。
ガンガン・グイグイ来るジャズが好きだったので、正直このレコードは「あれ~~~~」てな感じでとても呆気ない印象です。
とても落ち着いた気分で、時間を気にせず、物事に追われず、人生を達観し、万人に優しい気持を持ち、目を閉じて、「いい人生だったな~」・・・と振り返れる時が来たら、素直に聴けると思います。(笑)
まだまだ、修行が足りません!、刺激も欲しいのです(笑)・・・・てな感じです。今聴いても
My Funny Valentine
マイファニー・ヴァレンタイン : マイルス・デイビス(1964年)
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」…ジャスのスタンダードです。
そんな軽いノリで買いました!…が、聴いたとたん「ド憂欝」になりました(笑)
とにかく、切なくて・絶望的になります(笑)…今聴くとそんな事はありませんが、大学生だったあの頃、
「お天道様が照ってる時に聴く音楽ではない!」とそんなジャンル分けしてましたね。
ではでは、孤独と絶望の死線にお連れします!
Someday My Prince Will Come
いつか王子さまが : マイルス・デイヴィス(1961年)
写真の女性はマイルス夫人であるフランシス・テイラー。当時大人気のダンサーだったらしいです。
「オレは彼女のプリンスだから、彼女をジャケットにしてもいいだろう」…誰も何も言えません、卑怯な手段です(笑)
ディズニーの名曲を、ドンズバ!で一人の女性のために、後輩ミュージシャンを巻き込んで、公共の電波に乗せ、その恋文(音)を全世界の民に買わせる!
・・・実に悪徳な商法です(笑)
しかし、マイスル先生のする事、誰も何も言えません。そして買っちゃいました(笑)
ウィントン・ケリーの優しいピアノ、たまたま近くでライブをしていたコルトレーンまで…王子の登場を支えた名演です。
Seven Steps To Heaven
セブン・ステップ・トゥ・ヘブン : マイルス・デイヴィス(1963年)
完全にジャケット買いでした!・・・が、聴いてぶっ飛びました。
それもそのはず、このアルバムでトニー・ウイリアムスが抜擢されたのです。
当時17・18歳です。ちなみにハービーハンコックもこの時ですね。
凄い躍動感!
「チョ~~~~きもちイイ~~~!!」・・・僕が最初に言いました(笑)
録音時期が分かれ、メンバーも異なるなど、なんだか面倒な内容ですが(僕には)、そんなこたぁ~どうでも良いのです



Nefertiti
ネフェルティティ : マイルス・デイビス(1967年)
マイルス・バンド最後のアコースティック・アルバムです。(この次には電気マイルスへと移行するのですね)
ウエイン・ショーター(テナー)が加わりました。
そしてこのタイトル曲(1曲目)「ネフェルティティ」を聴いた時には・・・・眠くなりました(笑)
とにかく、奇妙な旋律のテーマが延々繰り返され、ソロが出てこないまま終わる!…画期的です(笑)
僕は催眠術にかかったように眠るのでした。
今聴くと、若きハービーとトニーはバックでドンドンフラストレーションが溜まって爆発しているよに感じるのは僕だけでしょうか?

Page 2
Raund About Midnight
ラウンド・アバウト・ミッドナイト : マイルス・デイビス(1955~56年)
「がびぃ~~~~~~ん!!」と全身に電流が流れた衝撃的なアルバムでした!
後半から盛り上がるアレンジに「天才だ!」とシビレたのを今でも鮮明に覚えてます。
ジャズ・ピアニストであるセロニアス・モンクが作った曲としてあまりに有名ですが、作曲者自身のどの演奏よりもマイルスのこのテイクが名演中の名演です!
最近では、後期のエレクトリックマイルスに夢中ですが、今聴いてもいいアルバムです。
マイルスのミュートは最高ですね!
2曲目の「Ah-Leu-Cha : アー・リュー・チャ」って如何にもパーカーの曲もかっこいいですよね~、
でもそれ以上に、この曲名です!
「Ah-Leu-Cha」・・・・・へんな名前! と気になって気になって、実は・・
僕の工房名「AH_CHA・CHA WA_CHA・CHA GHICHONCHON」に多大な影響を与えた曲名なんです!(笑)

Sketches of Spain
スケッチ・オブ・スペイン : マイルス・デイビス(1959年)
唯我独尊偏見的感想ですが、上記の「ポギー&べス」ではガッカリでしたが、このアルバムを聴いたときにゃぁ~・・
「ギルちゃん、天才!」てなもんです(笑)・・・「マイルスはゆるぎない天才です。念のため」
ジャズは、勢いやその場の雰囲気、アルコールやイケない薬などの力を借りて即興的にアドリブを奏でる魅力があります。しかし、この作品は、計算しつくされ、考えに考えられ、慎重に、完璧に作り上げられた感があります。
真面目に書きましたが、もぉ~しびれます!・・・の一言に尽きます(笑)
またまた、ジャケットがイイですね~・・・部屋に飾ってます!