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2012/01/27 (Fri) 地味で手間な作業です。

 

 寒いですね~~~! もぉ~~、寒いを通り越して痛いです!!

 それも、チクチクどころじゃなくズキンズキンと特に指先が痛みます!

 同級生の皆さんが、“愛知の方が寒いでしょ”と言いますが、何をおっしゃいますか、ここ田川の寒さは天下一品です!

  “自転車で坂上って来ると暖まるでしょ(ここ田川の職業訓練校は高台に有ります)”と言いますが、

 何をおっしゃいますか、ママチャリに毛の生えたような 「スーパー・バイシィクール・柿色2号」ではムリです。なのでちょっとの坂も押して上ります(毎朝、息も上がります!)。

 

 今までは、早出して登校したら、着替えるや否や作業場へ勢いよく飛び出して行きましたが、今は先ず休憩室のストーブで指先をあぶって、血行を整えてから出陣します。

 また、作業場は当たり前のごとく暖は有りませんので、たちまち指先がブレイク・ダンス状態です(笑) 意思通りに動きません。

 修業が足らないのでしょう。 完全インドア派の小生には辛い日々が続いてます。

 

 今日は、昨日ぶっ壊れたトリマー君のせいで、作業はとん挫!

 部材がいっぱいで、何が何だか分からなくなってきたので材料の棚卸をしました。

 

 すると、見事に4部品作っていませんでした(寒汗!)

 残材を整理しましたが、それらの部材が取れる物は有りませんでした(寒々汗!)

 月曜日に届く材料から取るようにします。不幸中の幸いです。(収汗!)

 

 あとは、ネジ穴の墨付けをしました。

 これ、かなり面倒な作業です。

 なんせ、以前の日誌に記しましたが、ネジ・クギの(推定)総本数、何と560本弱!

 あなどっていました。

 まぁ~~~時間が掛かります。

 加えて、接合部材との位置関係を考慮しないといけないので、頭も使います。

 

 地味~な作業で体を動かさないので、寒いわ、指はカクカクしか動かないわ、脳味噌も凍結して動かないわ、全部墨付け出来ないわ、

 わぁ~~~! わぁ! わぁ~~~! ワオ~~~~!、で終わってしまいました!

 予定がますます遅れていきます。

 

 “早く暖かい季節にならないかなぁ~~”と思いたいけど、思えません。

 残された作業日数は、あと30日!

 何かと、気にしてくれている先生は、「どうしてもの時は言って、出来る事は手伝うから」 涙が出ます!

 このお言葉だけで充分です。

 

 正念場です。    

 


2012/01/29 (Sun) 山下洋輔さん (大感激!の みやこミュージックストリート2012)

 

 あわぁわぁわぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・○★♀♂*△□!※*!!!!

 今下宿に戻りました!

 落ち着け~! 落ち着け~!

 ハァ~・フゥ~、ハァ~・フゥ~!

 もぉ~~、こんな感じで鼻の穴フルオープンで興奮してます!

 

 今日、ここ田川からほど近い福岡県京都郡みやこ町の「みやこミュージックストリート2012」へ行ってきました。

 なんと、あの世界的ジャズピアニストの山下洋輔さんを見て聴いてきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もぉ~、先に感動秘話を披露します!

 終演後にCD購入の特典でサイン会が有りました。

 隙あらばと思って、カバンに忍ばせておいた板を差し出しながら・・・

 

 「田川で・・・カクカクシカシカ・・・・・JBLのパラゴン(PARAGON)作ってます!」と言うと

 山下洋輔さん:「こりゃ、また、スゴイ人がいるもんだね~~~」なんてあきれ返ったのか驚いたのか・・・・

 ずうずうしいお願いにも拘わらず、快く、スピーカーの表面に張る突き板にメッセージを書いてもらいました!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「いい音 だしてね!」

 

 くぅ~~~~~!しびれます!有難う御座います!

 

 自作パラゴンの御神体です!

 完成の暁には、この御神体を自作パラゴンの筺体に入魂します!

 もぉ~、メンタル的には百人力です!

 

 凄いでしょ!

 会場のスタッフもこのメッセージに「ステキ~~!スゴ~~イ!」なんて言ってくれるもんですから、一緒になって「スゴ~~イ・スゲ~~・わぁ~~い!わぁ~~い!」と狂喜乱舞してしまったのです。

 

 それにしても、このコンサート、バリバリ・ゴリゴリのジャズライブと一味違ってとても良かったです

 たまたま、駅のポスターで知りました!

 失業学生には優しい3,000円の入場料。千載一遇のチャンス!食費削ってでも行かなければ!・・・・

 

 大正解でした!

 凄かったです!、もぉ~~~、そりゃ!何がって、あわぁあわぁ~~~・・・・○★♀♂*△□!※*!!!! 冷静にレポートします(笑)

 

 とてものどかで静かな町の体育館でそのコンサートは開催されました。

 2時間半前に行ったのですが、当日券だったので入場開始は一番最後でした

 

 が、しかし、なんと!前から2列目の、それも山下洋輔さんの斜め後ろ方向の席が、ポツンと空いていました。

 スーパー・ウルトラ・グレイテスト・ラッキーでした。

 だって、体育館は満員で700人位は入っていたように思えます。

 

 も~、間近かで、指さばきはバッチし見えるわ、ピアノのペダル踏む時の足音まで聴こえる距離です!

 もちの論・論、

 「必殺生ひじ打ち」もバッチし見ました!(笑)

 

 コンサートは3部構成になっていて、1部は津軽三味線の「二代目・高橋竹山」名人。

 名人の古典芸能をたっぷり堪能させて頂きました。

 2部は山下洋輔さん。

 山下洋輔さん、ここ田川に小学生の頃に住んでいて「後藤寺小学校」の卒業生だそうです。

 年に1度は田川に来て同級生とドンチャンするそうですよ。うらやまし~な。

 

 セットリストは

 1:「アイル・リメンバー・エイプリル(I‘LL REMEMBER APRIL)」 ジャズのスタンダードですよね~

 2:「やわらぎ」和歌のリズムで最初は艶っぽいのですが、どんどん激しく壊れていきます(笑)

 3:「メモリー・イズ・ファニー・シング」ソロピアノもカッコいい!CDはストリングスとの共演です。

 4:「ボレロ」言わずと知れた山下ボレロ!生ステージは圧巻でした!

 5:地元の犀川少年少女合唱団との共演でした。

 

 3部は高橋竹山さんとの共演でした。

 最後の曲で、お二人でフリージャズを奏でたのですが、高橋名人が、どんどん壊れていくのがサイコーでした(笑)。

 ウォ~~~~!とか、ヴー!とか、ウオ・ウオとか、アォ~~~!とか、みやこ!それ、みやこ!とか・・・・・もぉ~竹山名人、体をクネクネして完全陶酔で楽しんでましたね!(笑)

 さすが、あのブーニンをもひじ打ちさせたと仰ってた山下洋輔さんのフリージャズへのいざないに完全に吞みこまれてました(笑)

 曲には成ってってなかった感がありますが(失礼!)、音を出すことがあんなに楽しいという事を久々に味わいました。

 

 そしてアンコールには、もう一度犀川少年少女合唱団と一緒に「ふるさと」を演奏されました。

 愛らしい声と、お二人の笑顔、そして歌詞が・・・・・ウルウルしちゃいました!

 地元密着ならではのコンサートで、とてもほのぼのして、穏やかな気持ちになれました!

 ほんと、良いコンサートでした。帰りには地元の漬物をプレゼントで頂きました!

 

 自作のパラゴンがオリジナルに勝るとは到底思ってませんが、あの素晴らしい家具調の筺体から音が出る事の楽しさを味わいたくて自作に挑んだんだよな~と思い出しました!

 土日と充分に充電して生気を養ったので明日からの正念場を頑張ります!

 

 ラスト30日!

 

 あっ、山下洋輔さんの新譜「DELIGHTFUL CONTRAST:デライトフルコントラスト」カッくイイですよ~~!

 

 

 

 

 

 

 

 

みやこミュージックストリート
山下洋輔
デライトフルコントラスト

 


2012/01/30 (Mon) 寡黙に作業

 

 張切って作業しました!

 多少、気負ってオーバードライブで空回りしてましたが(笑)!

 

 作業途中の写真を撮る間もなく、オラ!・オラ!てな感じでぶっ飛ばしていましたのでダイジェスト版で本日の作業過程を記します。

 

 【早朝:7時30分~】

  ・下穴の墨付けの続き

  ・同級生の〇嬢さんからトリマーを貸してもらい、ウーハーバッフル(低音スピーカー用板)の穴切削のセッティング。

   (もぉ~、〇嬢には感謝です。小生のブッ壊れたトリマーと同型の物を持っていましてご厚情により暫し貸して頂いています。

  この御方、お若い麗しき乙女な のにハンパないド根性の持ち主です。今日も38度の高熱にも拘わらず、メイクもぜず(失礼!)、冷えピタ貼りながら作業してました。

  小生は弱虫なので36 度5分の微熱が出ようものなら本気で“もうダメだ~!死ぬ~~、あそこの財布に5千円と、ここの貯金箱に500円玉が~~、亡き後はそれを・・・”と毎回 遺言を残します(笑)、

 冗談はさておき、本人は否定しますが、私が切実にお願いしてあったので多分トリマーを持ってくるのに無理して学校に来てくれたのだと思います。

 何とお礼を申していいのやら・・・本当に有難い極みです。

 おかげ様で、このトリマーのおかげで今日の作業はガンガンにはかどりました。

 

 【始業:8時40分~】

  ・ウーハーバッフルの穴開け

  ・材料の到着!(大阪からビュイ~~~ンと運んでもらいました)

  ・早速、材料の切り出し

  ・作り忘れていた部材用に、切り出した板を積層(接着とプレス機で圧着)して19.5mmの板材に加工

   (接着剤を片づけていると、今度は我チームの〇嬢さんが“私が片づけてあげるから、作業しなさい”と言って凍るような冷たい水での片づけをしてくれる。

   ウルウル!、ステキなご婦人で我チームのムードメイカ―です。

   いつも、“なんか手伝うこと有ったら言ってね”と・・・“このままじゃぁ愛知へ帰れんバイ! 頑張れ~~!”と・・・

 

 【昼休み:12時15分~】

  ・ガツガツガツと懐石弁当(350円)を流し込んで、材料に付いていた「当て傷」のアイロン掛け。

  (みるみる傷が膨れ上がって、あらまぁ~~傷が消えた!)

  ・午後から掛かるメインイベントの墨付け

 

 【始業:13時15分~】

  ・先日寸法を間違えた材料の加工(メインイベント) 自作のトリマーコンパスと、先生に教えてもらって作った新たなトリマー定規(四角窓版)を華麗に駆使(笑)してギュンギュン・ヒィ~~・ヒィ~~言わせながら加工しました。

  この新作定規(四角窓版)ですが、微意に細に隠し味が入ってます。ノコギリひと挽き・桟ひとつで精度がパワーアップです。

  さすがの実践ノウハウです。(なかなか思いつかないんですよね~、これが自分では)

 

 【終業:15時40分】

  ・何とかドライバー(中音スピーカー)とツイタ―(高音スピーカー)を取り付ける壁材の穴開けは出来ました。

 

  今日も、いろんな御方に助けられました。

  クルクル回って絡まるトリマーのコードをさばきながら、エアーでおがくず退治をしてくれた〇御仁。

  座グリ(皿ネジの頭が座りよくするため材料にすり鉢状のクボミをつけること)用の専用ビットの新品を貸してくれた先生。

  頑張れ~!頑張れ~!と声掛けてくれる同級生の皆さん。

  ホント、感謝です。

 

  作業が遅れて悲壮感漂うはずが、周りの方の応援でハイモチベーションで汗をかきかき作業が出来ました。

  残業が出来ないので、後ろ髪を引かれる思いで作業場を後にしたのでした。

 

  あわてて、写真は撮りました。

 

 ≪ウーハー・バッフル≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ≪ドライバー(中音スピーカー)とツイタ―(高音スピーカー)を取り付ける壁材≫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに下の部材が寸法間違いの部材です。丸穴を81mm下方に開けてしまいました(号泣!)

 

 長々と唯我独尊回顧趣味的極々私的駄散文を最後までご拝読頂きまして有難うございました(笑)

 木工用語満載で、解り辛いですよね~

 

 用語に一々注釈入れると軽く3倍に文字量が膨れ上がりますのでお許しください。

 


2012/01/31 (Tue) パラゴンの謎!

 

 JBLのパラゴン(PARAGON)は板を湾曲に切断する以外に、板そのものが曲がっている部材があるのです。

 解り難いですよね~

 よくネットで見かける内部図面に赤で記しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 赤の部分が、昨日作ったドライバー(中音スピーカー)とツイーター(高音スピーカー)を取り付ける壁材です。

 これを曲げるのです。

 凄い勢いで曲がってますでしょ!(笑)

 パラゴンの自作を始めて、徐々に木材の事が解って来ましたが、当初この部分は長方形の木をエィ・ヤァ!と曲げれば出来ると思っていました。ハハハ・・・・ 

 それで、厚さ6.5mmのフィンランドバーチ材を購入しました。

 

 オリジナル・パラゴンは他辺比率からどう考えてもこの部分の厚みは12~13mmと踏んでます。

 さすがに、12mm厚の1枚板は曲がらないと大人の解釈(?)をして、6.5mmの板を2枚重ねて13mmで仕上げようと企んだのです。

 

 先日これを、まぁ~試しに、とりあえず1枚を “エィ!・ヤァ!”と曲げてみました。

 

 ビクともしません!

 

 “また、また、御冗談を。 6.5mmだと思って手加減してやったら調子に乗りやがって!

 

” 今度は体重を掛けて、“コノヤロ―、観念せい~!”と・・・・

 

 まったく曲がりません! 頑固な奴です!

 焦りましたね~!

 

 たかだか6.5mmですよ、小生の頭髪は9mmですよ!こんなにフニャフニャでへなちょこなのに!(笑)

 

 もぉ~~、もぉ~~~~、モォ~~~~~~~~~~~~~~~~!!!どうするべ????????

 

 悩んで・考え・のたうち回っての苦節6日間の末に、魔法をかけて曲げました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 もぉ~~、ぐにゃぐにゃです(笑)!

 しょ~~もないウソです。

 実は、裏側に細かく溝を切りこみました。

 この溝の深さが大変で、浅すぎても曲がらず、深すぎると折れてしまいます。

 難しいんですよ、1/10mm単位のノコ刃の調整が、(あっ、手ノコじゃありませんので・・・機械のノコ刃の事です)

 また、材料の大きさ(面積)によってもタワミ具合が変わりますので、とても苦労しました。

 午前中いっぱい、ほぼ横切り盤を独占して溝を切り倒しました!

 一旦、ノコ刃の高さをセッテイングしたら、途中でやめることはできませんので、機械待ち渋滞を発生させてしまいました。

 同級生の皆々様、申し訳御座いませんでした。

 

 まぁ~~~~、切りましたね!

 3時間ぶっ通しで・・・ 昼休みに計算しました。

 1枚の板に113本の溝。それが4枚。

 溝切りの長さ、なんと合計:563メートル!

 

 それにしても、オリジナル・パラゴンは如何にしてこの部材を曲げているのでしょうか?

 誰か、御存知の御方が居たら、教えてください。

 

 先日、人生初の生パラゴンを体験した喫茶「古処」 で、ここの部分を拝見しましたが、他で使われている合板やパーチクルボードとは材質が完全に違っているように見受けられました。

 なんか、ツルツルしてました。

 樹脂コーティングでもしてあるのかな?

 中に芯材が入っていて、それを覆っている感じです。

 大概の事は、食らいついたら離さない「元祖スッポン根性!」で調べに調べて、得意の妄想・空想・想像を駆使して理解してきましたが、今回だけは謎が解けません!

 が、しかし、ここの部分はスピーカーから発せられた音様がお通りになる大切なお道なので、ヤワな材料ではダメだと思ってます(根拠のないモリモリ偏見まみれの私的解釈によればですよ)

 なので、小生のパラゴンは13mmのフィンランド・バーチなので、硬さはこの上ありません。

 もぉ~、そりゃそりゃ、カチカチの壁がスピーカーから発せられた音達を

 

 “貴方達、サッサと向こうの出口から出て行きなさい!、ダメダメ、体当たりしたって、すり寄ったって、私達、ビクともしませんから!”

 てな、感じで、音の立ち上がりを早くしてくれること間違いなしです!

 ・・・多分・・・・切望します・・・ 

 

 まぁ~、それもこれも、ちゃんと出来上がっての話ですが・・・

 

 今日は、リチャード・ボナを聴いてました。

 カッコいいですね~!

 

 

 

 

 

 

 

 久々に、ご一緒にどうぞ。

 ・「リチャード・ボナでDipitaです

 

 数ある名曲の中でも、これ好きです。

 色っぽいですよね~、二日酔いの気だるい朝には最高です!

 うなずいてる同級生がいるはずです。

 

 小生の下宿「別名:サパー・ナイト・クラブ・HARADA」では宴の翌朝は必ずながれています(笑)

 

 ・せっかくなので、スラップ・ベースも聴いておきますか、56秒なのでスグ終わります。

  「多分 Groovin'の後半だと思いますが・・・画像/音悪しです」

 

 気分を新たに、明日も頑張ります!

 

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ウーハーバッフル
ドライバー
JBLツィーター
パラゴン湾曲
パラゴン湾曲
リチャードボナ
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