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2011/12/21 (Wed) 感動!! & ・・・・

 

 始業前に、今ある部材で組んでみた(ガムテ―プとウマで大体に重ねただけ)。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 デカイ!! 全幅2m60cm!

 初めて見たのでビックリたまげた~!

 なんせこちとら、パラゴン(PARAGON)の実物を見たことが無い。

 とにかくデカイ!

 凄い迫力だ!(写真では解りづらいのが残念。チェホンマンが寝そべって背伸びしたぐらいの長さ?、ますます解りづらいかも)

 

 さっそく、内部に取り付ける部品(ウーハー:低音スピーカーを拡音するための羽みたいなもの。かな?。多分)の形やサイズがどうしても頭で解らないので、実物で確かめる。

 2次元図面もままならないのに、3Dで変な形をしているので、想像を絶するのだ!

 

 幸い形は解ったが、まぁ~~複雑な形で御座いますこと、おホホ。

 

 とにかく、変形5角形でそれぞれの辺を94度・25度・66度に切り落とさなければならない。

 

 泣くにも泣けない。

 全ての辺が、これまた、他の部品に接続するので、”まぁ・まぁ・これ位で如何でしょうか”と妥協は許されない。

 

 パラゴンは、他にも微妙な角度のついた部品が多く、想像するたび毎回タメ息が出てしまう。

 

 外観の部品以上に内部の部品は、まぁ~~~~、これでもか!まいったか!ギブしろギブを!早くタオル投げろ!地獄へ落ちろ~!みたいに凄いプレッシャーで遠慮なしに責め立ててくる部品が満載だ。

 ここまで来ると、中に閉じ込めてしまうのはもったいない。

 全面スケルトンにして、中身まる見えにしたい心境だ。

 

 とにかく、今後最大の課題は傾斜切り、それも長~い面なので容易ではない。

 背に腹は代えられないので、1度は諦めたが、昨日、軸傾斜のついた横切り盤を使わせてもらえないかとお願いするも、軸が折れて、ネジがナメてるとのことで撃沈。

 そんな状態の機械で大丈夫?と心配するも、こちとらそれどころではない。

 いつも親身に応援してくれる同級生の御仁(ほんといつも有難う!)に事情を話すと、昼休み中に実習室の機械を見てくれて、定盤傾斜の昇降盤と糸のこ盤があることを見つけてくれた。 ほんと有難い。

 早速、別の先生に相談すると精度を考えて定盤傾斜の昇降盤で行きましょう、と言ってくれる。

 有難い。

 捨てる神あれば拾う神あり。

 

 そして、今日その変形5角形を加工してみる。

 確かに場合によってはとても危険な作業となる。

 そして角度のセッテイングが、まぁ~~大変(先生がしてるのを見てただけですが)

 加えて、この昇降盤は動きがノロくてセッティングに時間がかかる。

 先生にすっかりお任せしてしまい見事なセッティング完了。

 

 そして94度加工。

 難しい。

 

 次の25度加工は高速回転刃が恐ろしくも材の上に飛び出るので先生が仕上げてくれる。

 

 66度は距離が短かったので卓上丸ノコで切断!

 見事完了。

 

 目違いや素地調整を久々の手加工でやっつける。

 会いたかったぜ!カンナ!元気にしてたか!嬉しさのあまり削り過ぎないように仕上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それにしても、とにかく、この昇降盤の定盤傾斜は時間が掛かる。

 申し訳ないくらいに時間が掛かる。

 軸傾斜の横切り盤を恨めしそうに横眼で見ながら、もう少々容易な手段は無いか考える。

 

 そして考える。考える。考える。考える。・・・・・・

 

 細い・長い・重い・小さい・細かい・複雑な部材の数々が列をなして傾斜切りを待っているので、なるべく全てをクリアー出来るような手段は無いか、悩む。 

 丸ノコでガイドを傾斜させて・・・・・・と考え付くが今一しっくりこない。

 何か方法は有るはずだ!

 逆境に負けないぞ~~と!と強がるも、NOアイデア・NOプランなので不完全燃焼。

 

 今年最後の作業なのにスッキリしない。     

 

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2011/12/22 (Thu) 本年最終日

 

 本年度最終日の今日、午前中の2時間のみ作業が出来ることとなり、午前0時起床で段取りを考える。

 

 ぼちぼち出来あがってきた部品を実際に組み上げていく工程を考える、というかどう考えていいか解らないので想像してみる。

 

 すると、どうしても両サイドの垂直部材が後回しにできない気がして来た。

 この部品は、天板と2枚の底板を接続する重大任務を負った部品で、まぁ~パラゴン(PARAGON)らしく斜めに付いている。

 またそれに付随してもう一つ頭でっかち尻つぼみの部品が付いている。

 これら、外観を司る重要な部品だ。

 後回しにしていたが、”やるか~”と重い腰をあげた。 

 

 天板と側板から、得意(?)の想像を駆使して形状を図面化してみる。

 

 天板の角の角度が108度となるはずなので、必殺留め加工するならば54度の留め加工となる。

 てなことを考えながら夜が明ける。

 

 学校へ登校してからは、いつものごとく材料の準備、墨付け、機械の設定、そして始業の号令とともに集塵機へダッシュしてスイッチオン!

 

 したら、まだ、先生の説明が終わってなくあえなくフライング! 焦る~~~!

 

 今度は耳を澄まし、号令に合わせて再スタート。

 実習室を小走りしながら何とか2部品の加工が終わった。

 

 フゥ~~~! 終わった!終わった!今年最後の作業が。

 

 しかし、昨日からの傾斜切りの解決策が見つからず、Stillスッキリしない。

 貸与道具の点検・掃除をして午前中で本年度の授業は無事終了!

 

 皆さんお疲れさまでした。 いろいろお世話になりました。

 来年も宜しくお願い致します。 

 

 格安高速バスで12時間掛けて愛知に帰省する。 

 


2011/12/23 (Fri) 久々の帰省

 

 やぁ~~~疲れた! バス乗車12時間。

 昨夜の19時30分に北九州の門司港を出発し、山口・広島・四日市経由で本日7時30分に名古屋駅着。

 帰省の際はいつも高速バスを使うが、年末シーズン&週末価格というやつなのでいつも使う博多~小倉~名古屋のバスは9時間乗車だが9,000円もする。

 3時間我慢して3,000円弱の節約。

 大事!大事!この感覚。

 

 久々の家族。暖かく迎えてくれる。息子も少し大きく細くなっていた。

 

 先日、落札した中音域スピーカーのJBL2441のチェック。(送料が高かったので実家に送ってもらっていた)

 デカイ!、なんじゃこれ~!

 しつこいようだが、とにかくパラゴン(PRAGON)の実物を見たことが無いので、いちいち部品に驚いたり、感動したり、気絶したり、ぶっ飛んだりしてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  この2441の詳しい事はサッパリ解らないので、請売り文章で恐縮ですが、

 「パラゴンや業務用サウンドシステムなどに使用されてきたJBLの傑作の375 を原型とする大型コンプレッションドライバーで、アルニコVマグネットの強力な磁気回路とダイヤモンドサスペンション・ダイアフラムを組み合わせること で、5cmスロートの大口径ドライバーでありながら18kHzの高音域までスムーズにレスポンスを拡大しています。さらに、ダイヤモンドサスペンションは ロールエッジにも劣らない均一な品質と信頼性をもち、しかもタンジェンシャルエッジを凌ぐリニアリティを実現しています。また、ボイスコイルにはアルミリ ボンを採用しています。」と書かれていますが何の事だかチンプンカンプンです。

 ただ、パラゴン同様に憧れの銘機JBL4355に搭載されていたドライバーであるだけでも何だか嬉しい。

 

 果たして音は出るか?  帰省中に〇サウンドへ持ち込んで試してもらう事にしているのだ。

 後は、ウーハー(低音スピーカー)だけが、手に入っていない。

 先日も競り負けた。

 くやし~~~!!!!のである。

パラゴン内部
訓練校 鉋
JBL375 2441
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