手作り家具&スピーカー 木工房 あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!
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Update : 29/12/2015
2013/10/26 (Sat) 半田のお祭り 山車の模型 製作日誌(28)
ざざざざざぁ~~~~っと進捗です!
「蟇(蛙)股取付板:かえるまたとりつけいた」と言います!
金紙を貼って組み込みました。
この板の前に「蛙股」と言われる彫物が取り付けられます。
本物はこんな感じです。
…と言う訳で、多分この板は見えなくなります…ね(涙)
それにしても…
「蛙股:かえるまた」…面白い名称です。
本来は、写真のように社寺などで梁(はり)の上や桁との間に置かれる山形の部材でして上部構造の重みを支える役割を担っていたのです…だそうです。
今は単なる装飾物として豪華な彫り物が施された飾りの様です。
蛙股は本来「蟇股」と書くようで「蟇(ガマ)」は「がまがえる」のことでして、
がまがえるは「無事かえる」・「福かえる」と言うように願いを聞いてくれる縁起の良い生き物なのです。
中国では主に、太陽には鳥を、月にはガマガエルとウサギとを描いています。
ガマガエルはもともと水の精と考えられていて、雨をふらすために月にいるのだと信じられていたようです。
…「カエル」で中国史まで行き着きさんざん調べ、期待を込めて推測した挙句…
で、蛙股の云われですが…見た目が「蛙が股を広げたような形」なので蛙股と呼ばれているそうです(笑)
「蛙が股を広げたような形」に似ているので…「蛙股」(笑)
もっと、深く高尚な縁起を担ぐ云われがあると思って調べたのですが…ズル!でした(笑)
意地になって調べたので、これ見よがしに記しました(笑)…あしからず
で、本体に前に作った斗栱(ときょう)を組み込みます。
こんな感じで
そして、3段目の斗栱は「さね肘木」と言うT字の部品が組み込まれます。
真面目なので、その通り作りました。
で、これに「真桁:しんげた」と言う今後一切の部品を支える重要な部品を組み込みます。
単なる四角い棒を接着剤で、エイエイ!とくっつけたいところですが…
几帳面なので、ホゾ(凸凹)でキッチリ組上げます。
床板も写真を見ると「落し込み」に加工して面で合っています。
なので、その通りに作りました!…もう意地でヤケクソです(笑)…いや真面目なのです!
そんな面倒な加工をして本体に組み込みます。
地味です!
しかし、フォーカスすると…
美しい~~~~~!!…かな?(笑)
来週からは、「高欄床板」~です…まだまだです!(汗)
エンジンを掛けるぜ~!(笑)
「Satrt me Up」とミックが歌ってます!
俺は決して止まらないぜ~
全力で~全力で~
前向き過ぎる…頑張らねば(笑)