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Update : 29/12/2015
2013/03/06 (Wed) 半田のお祭り 山車(ダシ)の模型 製作日誌(17)
「高欄」を支える斗栱の図面が描けました!
もう、スケルトンで構造を確認するのは不可能になりました(号泣!)
今回描き上げた部分はこちらです!
「檀箱」の斗組をコピー&貼り付けでそこそこ簡単に出来るだろうと思っていましたが・・・
構造や部品の種類が違いました!
なので、一から描き直しでした
いろんな御方のお話や、実際の組み上げを拝見して解ったのですが、この「斗栱」、今では既に組上げてある物をはめ込んでいます。
「分解すると組めなくなる」がその理由だそうです。
間違いありません!(笑)
毎回分解組立てをしていたら、僕の様に
耳から湯気が出てきて「うぅぁ~~~~ああああ!!!」と奇声を上げながら髪の毛を掻きむしり、ドアーを蹴破って、近所を全速力で走り回ったり
机の上の物を全て壁に投げつけ「キィ~~~~~~イイイイイ!!」と唸りながら、上半身裸になって腕立て伏せをしたり
そんな事をしてみたい衝動に駆られるはずです(笑)
今回はこれらの「斗栱」が柱とどの様に接続しているかも悩みの種でした。
表からや下から見上げただけでは理解不能な箇所が大噴出でした。
「必殺舐めまわし写真凝視の術!」を駆使し解読しました。
裏から見るとこんな感じです。
緑色の柱の形状が「肝」でした。
こんな複雑な形状をしています・・・多分:笑
「勘弁して下さいよぉ~~~」です(泣笑)
柱の写真を撮った時に「なんだか意味有り気な先端だなぁ~・・・まいったなぁ~」と思っていたのです。
案の定・・・凸凹や穴は全て部品の接続に必要な形状なのですね。
で・・・次はこの上に「高欄」が乗って来るのですが、そんな簡単には行きそうにもありません
資料によると、「真桁」「高欄床板」「縁がしら」「見附床板」「地覆」なる漢字を正確に読む事も出来ない部品が次々に乗って来ます。
因みに、先ず乗っかってくる「真桁」なる部品ですが、こんな感じです。
良く見ると、細かい穴が開いてます!
「風通し」「空気口」・・・・
では、なさそうです(笑)
試練は続くのです!
余談ですが、部品の名称一つ一つに深い意味があるようです。
日本人でありながら、意味が解らないばかりか・・・
難し過ぎて漢字が読めません
今回の部品名で「蟇股」なる単語がでてきました。
「かえるまた」ですよ!
「なんじゃぁ~そりゃ」ですよ!
更に、「二手先:ふたてさき」ですよ!
説明によれば、平三斗組にさらに・・・と呼ばれております。
だそうです(笑)
ご興味のある方はこちらのサイトをお読みください。
ご夫婦でまとめられた凄いサイトです!僕も随分参考にさせて戴いております。
覚える事が出来ないので、数百回は読んでいます・・・部分的ですが(笑)
http://www.eonet.ne.jp/~kotonara/u-bunkatu-1.htm
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