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そして仕上げに「箱棟」と「めんど」が乗ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




…とこの様な部品で出来上がっているのです!

が・・表から見ると非常に苦労した部分は全く見えません!!…鼻血・ブーブーブゥ~~~!!BOO!!です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




因みに、壇箱の屋根も基本的に同じ構造です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




屋根を描き上げ、やれやれと深煎りの(インスタント)コーヒーを呑みながら図面を眺めていると…

あっ!・・えっ!・・わぁ!・・あちゃ!・・わちゃ!!・・・ぎっちょんちょん!!

と、非常に見劣りのする部品がドンドン目に飛び込んできました!!

最初の頃に描いた部分です。

ワンワン泣いて押し出そうとするも逆流です!!

…ここで(始まりますよ!)、本来真面目で素直で誠実で愚直な性分ですので描き直しました!

御蔭さまで、お祭りド素人が、山車スペシャリストに変身です!…言い過ぎました、かなり詳しくなりました!

そして、ついにこの日を迎えたのです!

めでたし!めでたし!!


今回は山車の模型の製作と合わせてこの3D図面も大切なご注文でした。

半田市には山車の図面が存在していないため修理や造作も現物合わせや口伝えで対処しているそうです。

山車保存会の理事を務めるお客様は、かねてより後世に山車の構造や組み立て手順などを継承するための資料として
山車の図面化を考えられていました。

僕自身は不謹慎ながら「面白そうですね~、やりまぁ~~す!」と難しい事は容易に想像できましたがいつものノリと勢いで受注しました。

実 際には、お客様のS様のご協力やお気遣いに随分励まされ、お世話になっている木工所のI様、奥様、兄様には多大なるご協力とご支援を頂き、土台を仕上げた 木工作家のU様には最後まで気に掛けて頂き、お祭り好きの友人や知り合いには、様々な情報や応援を頂き、この仕事を通してステキな出会いもたくさん有り、 なんとも万感の思いで今を迎えているのです。

この場を借りて、皆々様、本当に有難う御座いました。

僕は以前に
「パラゴン」と言う巨大スピーカーを自作しました今回のように皆さんの協力あっての自作でした。

パラゴンも見た事もない代物でかなり苦労しましたが、今回はそれを遙かに上回ります!
総製作時間(図面含む)は900時間を裕に超えました!

…もう振り返りたくありません!(笑)

しかし、なかなか経験できない有意義な取組みでした!(注:今だから言えます:笑)



と言う訳で、最後までご拝読賜りまして有難う御座います!

今後は、この山車の模型の展示や、文化活動で図面の活用する機会が有りましたらご案内させて頂きます!!

…と、早速、2月4日~1ケ月程、半田市乙川の金融機関で模型の展示をされるそうですので、後日ご案内します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





半田春の山車まつりの先陣を切る「乙川山車まつり」に合わせての展示だそうです!

……ほんと、間に合って良かった!!です!


ではでは、皆様のご厚情に感謝の意味を込めて…

大好きな曲です!…ありがとう!!










 

 

 

 

 

 

 

 

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箱棟
めんど
壇箱屋根
山車模型
山車ミニチア

これにて、山車の模型 製作日誌は完結しました!

2012年12月~2014年1月末日の1年4ケ月に及ぶドタバタ悶絶珍道中の記録です。

最後までご拝読頂きまして、誠にありがとうございます。

 

尚、この山車の模型&3D図面がご縁で以後、様々なステキな出会いや素晴らしい経験をさせていただいております。

そのあたりは、続編に記しておりますのでご覧ください(随時更新中!)。

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