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2013/11/27 (Wed) 半田のお祭り 山車の模型 製作日誌(36)

 

進捗です!

(1)梶棒が出来ました!

梶棒の長さも山車ごとに異なるのですが、再現している山車の梶棒は6m20cmですので、それの1/7で作りました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


一気に幅が1メートル近くとなりました。大迫力です!

因みにこの梶棒、際立って白いです。
何故なら、桧(ヒノキ)だからです。

山車の梶棒は桧で作られているのです!

知ってました?…僕は当然知りませんでした(笑)

杢目の良い、赤身の欅(ケヤキ)で木取りした所でしたので、

えええええええぇ~~~~~~!!!桧なんですか!!!

てなもんです(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ギリギリセ~~~フ!…(じゃぁ~ないけど)セ~フ!!としました(笑)



作業場の一角を使わせて頂いている木工所は代々続く建具屋さんです。

その取引先や業者さん、お知り合いの方々が来房します。

額に汗し(た振りをしながら)、日々黙々と山車の模型を作っておりますと、どんどん形になっていく模型見つけ

「お!なになに、面白いことしてるね~」などと模型を囲んでワイワイガヤガヤ…お祭り談義が繰り広げられます!

さすが、地元の方達のお祭り愛は深い!!…と感じます。

因みに半田住民と思えぬ無知ぶりを遺憾なく発揮する私…密かに「山車講座」と呼んでおります(笑)

先日もいよいよ「梶棒:かじぼう」の製作に入ろうとしていると「ワイガヤ山車講座」が始まり…

梶棒の素材が桧(ヒノキ)である事を教えてもらいました!

「桧に決まっとる!!あったりめぇ~~~~~だ!!」…と教えて頂きました!

「欅(ケヤキ)みたいな堅い木じゃぁ~、折れちまう!!」…言われてみれば確かにそうです。

こんな風に梶棒を奪い合い、押せや!引けや!で梶棒には凄い力が掛かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



因みに、この地区では坂の上の社へと山車を曳き上げらる際に若者たちは梶棒の先端を激しく取り合うそうです。
この一番梶を守り通した若者は、その町一番の娘を嫁にできるといわれています。…だそうです。


(2)床板を作りました!

この床板の上に畳が3枚載ります(なのでその厚み分を逃がしてます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




資料によりますと、この床板は16枚だそうです、なので16枚で取り外しが出来るようにしています。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

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