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2013/11/23 (Sat) 半田のお祭り 山車の模型 製作日誌(35)

 

脇障子(わきしょうじ)…と言うらしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




上の部分は「竹節欄間:たけふしらんま」と言うらしいです。
中を2重の桟でたすき掛けしていますが、本来「X」がバツ(罰)に通じると言われ、一般建築には使われないそうです。神社仏閣なのど建築物に限られ、結界や禁止、普通とは違う領域を表す…と言われています。
なので、一般的には、すき掛け「X」が無いのです。

…でも祭礼の山車なのであるのです!
…よって非常に手間なのです!
…指を火であぶってほぐしてから作業に掛かります(笑)!
…長さ17mm・厚さ1mm弱、切れ込みを入れて組子にします。

これに立派な彫刻が組み込まれる予定です!

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



で、壇箱に付く予定です!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



この「脇障子」もともとは「柱隠し」と言ったそうです。
が、現在は「柱隠し」と言う名の板が存在します(脇障子の後の板のことです)

"~隠し”とは本来目立たないようにすることなのですが、その大役を仰せつかった「脇障子」

バリバリ目立っていますね(笑)
今では、壇箱に次ぐ山車の見せ場と言われています。

因みに、このミニチュアの彫り物は1921年に初代彫常によって創られた「大天狗玉取之彫」と「仙人玉取之彫」に準じた模型です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




が、どちらがどちらか解りません(僕の場合)…ゴメンナサイ


今日は“勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日”…勤労感謝の日ですので…

ナットアダレイの「Work Song : ワークソング」ですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






ジャズ・シンガーのオスカー・ブラウン・ジュニアが付けた歌詞を見ますと…

働いて、働いて、働いて

で、そいつがずっと続くのさ…




だそうです!…解ってます!…ですよね(笑)

脇障子
脇障子
彫刻脇障子
彫刻脇障子
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