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2013/10/15 (Tue) 半田のお祭り 山車の模型 製作日誌(23)

 

 

牛歩ながら、着実に進んでおります!

次は前回組んだ肘木(ひじき)の上に斗(と)を組みます。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


この斗にもいろいろ種類がありまして

「巻斗:まきと」・・・肘木や桁(けた)などを一方向のみ支えるもの。

 

 




 

 


「方斗:ほうと」・・・十文字に組まれた肘木(ひじき)をその交点でうけるもの。


 

 

 

 

 


その他にも「鬼斗:おにと」「皿斗:さらと」「大斗:だいと」などなどです。

種類を間違えないように組み上げていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



そして、2段目の基礎となる肘木を斗に組み合わせて斗台輪(とだいわ)の上へ仮組をしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平斗組(ひらとぐみ)の肘木(ひじき)は本体へ固定出来るように継手(ホゾ)加工をします。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



どんどんややこしく 複雑になって行きます。



「今からだよ…どんどん壁にぶつかるのは…」

…先週の事ですが、凄い御方からのアドバイスです。

半田市で江戸時代の代表的な宮彫りの流派である立川流彫刻を伝承されている立川流彫刻研究所で「はんだミニ山車まつり」を開催していました。
前々から一度行ってみたいと思っていましたので絶好の機会でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





その駐車場に…立派なミニ山車が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ミニと言っても、こんなに大きいのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





本物の山車の70%位の大きさだそうです。

山車関係では著名な御方(M様)の作品です。
ご職業は大工さんで、本物の山車の修繕なども多数手掛けられているとの事でした。

製作年数…なんと20年!

仕事の合間に作られたそうですが…

「40代で作り始めて…今64歳!はははははぁ!!」…と陽気に教えて頂きました!

「ひぃええええ~~~~~~~!!!」と驚愕したのは言うまでも有りません!

斗組や内部構造など本物通りで、材料も、欅・黒檀・紫檀・黒柿・・・・本物に準じて一級材ばかりです。
ついに、彫刻も始められたそうです!

細部に渡り「凄い!」の一言です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





たまたま居合わせた観光バスの御一行様に混ざってお話を聞いていたのですが、その御一行様が帰ってもしつこく舐めまわすように見ていたので、お声を掛けて頂きいろいろ教えて頂きました。

また、昔は大型バックロード・ホーンのスピーカーも何台か作った事があるらしく、ご自身も昔はかなり凝ったそうで、オーディオの話でも盛り上がりました!

因みに今は大音量で…「お囃子」しか聴かないそうです!
お祭りを愛する気持ちは筋金入りです!

いろんな事を教えて頂き感動&感激でした!

そして案の定、「筋金入りの壁」に激突体当たり中です(笑)

アドバイスを糧に中央突破!…目指します!(笑)



「突破!: BREAKTHROUGH」繋がりで…凄いジャズ・ピアニスト

エルダー・ジャングロフ

まぁ~聴いてみてください!

ぶっ飛びます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





旧ソ連のキリギス共和国(どこにあるか知りません)出身の若き天才ピアニスト!
演奏している姿が見たくなります!…でしょ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





凄いですね~!!

彼が「モーニン:MOANIN」を解釈するとこうなるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





天才ですね!



話の繋げかたが少々強引ですが・・・ご勘弁(笑)

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