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Update : 29/12/2015
シボレー・コルベット(Chevrolet Corvette )は、ゼネラルモーターズ (GM) のシボレーブランドの中でのフラッグシップ・モデルです。
そのスタイルは、時代毎に次の様に分類されます。
初代:C1型(1953~62年)
2代目:C2型(1963~67年)
3代目:C3型(1968~82年)
4代目:C4型(1983~96年)
5代目:C5型(1997~2004年)
6代目:C6型(2005~13年)
7代目:C7型(2014年~)
この中でも特にC1とC2は現行のコルベットからは想像もつかないデザインをしています。ではでは、そのあたりを主観論でチョッと語ります!
1953
1953年に発売した初代コルベットは直列6気筒(エンジンが青に塗装されているので、ブルーフレームと言われています)、排気量が3859cc、150馬力の非力な車でした。
当初より、量産を目指していたため安価なFRP(強化プラスチック)が採用されたのですが、温度差でボディが歪むなど問題だらけでした。
サイドの窓も無くて 期待外れの不人気な結果に終わりました。
生産台数は300台で、今ではスーパー・ウルトラ貴重な車です。
先ず市場には出てきません。出ても鼻血が耳からも出るくらい天井知らずの価格です。 不人気→生産台数少ない→(時を経て)レア車として高値で取引 の典型です。


1954
53年と一緒でしょ(笑)、違うんですよ! エンジンを見ると一目了然なのですが、特に細かい事ですが、実はエンブレムが違うのです。
細かいでしょ(笑)、でもこれは可也のマニアしか知らないんですよ(エヘン:自慢です!)
53年が失敗だったので。アゲアゲで上を向けたんでしょうかね(笑)
他にも、フロントのエア・インテークが無くなったり、などなど微妙な変更があるんです。
54年式はボディカラーやインテリアのバリエーションも増え、53年が生産台数300台に対し3600台も作られたのです(でも少ないですけどね)、なので今見ることのできる初代と言えば、ほとんどこの54年式なんですね、サイドウインドは、はめ込み式です。
雨なんかザーザーで入ってきます(笑)、でも無いよりいいか!てな感じですね

1954
55年式は54年ほぼ一緒です。部品のカラーバリエーションが増えたぐらいです。
でも生産台数は700台弱と、これまた今では希少モデルで天井知らずな価格です。
たぶん、翌年のモデルチェンジに向けて在庫調整だったんでしょうかね
53~55年式のヘッドライトのカバーは、コルベット・フリークの間では「餅網」と言われています。可愛いでしょ!
ついでに、フロントグリルのサメの歯みたいな形は、アメリカ独立の際が13州だったことから13本になっている・・・・らしいです。
それにしてもデザインにヨーロッパの香りを感じますね~乗ってみたいです。
(おまけ)
この年にライバルのフォードサンダーバードが誕生
The History of CORVETTE (歴代コルベットの変遷)


1958
ヘッドライトが4つになりました!丸目4灯と言われるC1コルベットの始まりです。
でもって、13本の歯は横にダミーのエア・インテークが付いたので4本抜歯され、9本に(笑)。ウインカーもインテークの下へ配置されウインカーが解りずらいのなんの(笑)、クロームの使用量も増大の一途で、もぉ~マッスル一直線! でボンネットにリブなんぞを入れてしまい、オーバーデコレーションで不人気に(笑)、それで希少の原理がまたまた働き、58年式も高額取引車へ登録です(笑)
しかし、注目すべきは2点!
(1点目)インテリアが一新
(2点目)サンダーバードが4シーターの乗用車へ。これでアメリカで唯一の2シーター・スポーツカーはこれでコルベットだけになったのです。
1957
内外装は56年式と変わりません。
が、見てください、このヒップラインの美しいこと!
バックランプがボディに食い込み(ヘッドランプが露出したので後ろが引っ込んだのでしょうかバランス感覚が紳士です:笑)、
これもフリークの間では、「レディ・ネイル : 女性の爪」と言われ憧れの的なんです。(僕はあまり心打たれないんですが)
エンジンが威力を増し、排気量が283cui(4637cc)まで拡大、そして最大のニュースはコルベット史上初めて、フューエル・インジェクションが登場したのです。ただ、キャブレターに比べインジェクションは調整が難しく最高機種に搭載されていたのですが、爆発的ヒットには至りませんでした(推測ですが)。
なので、数も少なくインジェクション搭載車は、これまた一段高い金額で取引されています(皮肉ですね~)。 でもやはりアメ車はキャブですよね!・・・なんとなく
1956
ビックするぐらい変わりましたね~(笑)・・・微妙ですか?
ヘッドランプが完全に露出! ボディサイドに大きな窪みが入りツートンカラーが選べたのです。アメ車ぽくなってきました(笑)
でも外観よりも、最大の進化は前年モデルで実験さえていたV8のOHVエンジンが搭載されたことです。これぞアメ車! シボレーの名機V8スモールブロックの誕生です。これもそれも伝説のエンジニア、ダントフさんのお陰です。
サイドウインドウもやっと脱着式から巻き上げ式に変わりました(笑)




1962
凄くスッキリしましたね~
ギラギラ感がなくなりましたでしょ。(唯我独尊的主観論ですので)
(1) ボディサイドのツートンカラーが消滅
(2) その窪みを囲むクローム・モールも消滅
(3) 窪みの3本の飾りも消え、細かいルーバーに
(4) フロントの細かいメッシュ(シルバー)が黒に
(5) ヘッドライト周りの縁取りがボディと同色に
(6) サイドの下はアルミのガードが付く
エンジンは283cui(4637cc)から全て327cui(5369cc)へ
永遠の名機:シボレー327スモールブロックの完成です!
と思ったら、翌年には姿形が一新・・・この優美なスタイルの終焉です。
1961
凄い変わったでしょ!(笑)・・・今回も微妙ですか?
先ず、お尻の形がとてもシャープになりました。
前年までの丸い「レディーネイル」からエッジの効いた上向きのお尻に。
通称、「ダック・テール」と言われています。
このお尻がC2(第2世代)のスティングレーに受け継がれていくのです。
リアバンパーも変わり、クロームパーツの減少が如実です。
50年代のアメ車雰囲気を引きずってきましたが、決別ですね。
また、フロントの9本の歯が全部抜けました(笑)
代わりに細かいメッシュになりました。
僕は、このお尻のスタイルが好きなのです!
1960
外装は前年の修正で一息ついたのか、翌年のモデルチェンジの準備だったのか、ほぼ変更なし。
が、エンジンのパフォーマンスは着実に向上しています。
ついに300HPオーバー。
そして生産台数も初めて1万台を超える。
1959
不人気だったボンネットのリブも消え(笑)、
トランクにあったクローム・モールも消え、サッパリ!
メカ的には細かな改良はあるものの概ね58年式を踏襲。






C2 : 1963~67
リア周りは62年式と一緒です。でもトランクはありません
いわゆる、スティングレー(赤エイ)と呼ばれ始めた世代です。
デザインは、日系のラリー・シノダ氏が手掛けたものです。
最終の67年にはエンジンが427cui(約7000cc)で馬力が435hp/5800r.p.mのモンスターエンジンも積まれた。
余りのパワーに危険すぎるということでカタログデータを低く書いたとの逸話もあるのです。
このL71エンジンを積んだモンスター車は当然天井知らずです。
もう一台、この2世代目からクーペタイプも作り始め、その最初のモデル(63年式)はスプリットウインドーと呼ばれるガラスが2分割されたデザインで、視界が悪い!と不人気に・・・そして今では希少モデルで超人気に(笑)

C3 : 1968~82
アイアンと呼ばれるシリーズです。
前後のバンパーが鉄なので・・・
また、この形からコルベットがコークボトルとも言われ始めました。
以後続くコルベットのスタイルの基礎ですね

C2以降は実はあまり詳しくありません。・・・・・ので、ザックリと




クーペ・モデル・・・・この後ろ姿!カッコいいですね。
73年モデルです。
またまた、やっちゃいました(笑)
フロントは翌年から採用されるウレタン・バンパーを採用し
リアは今までのアイアン・バンパー
今では、この73年式も珍重されているのです。
5mph以下で正面衝突したときにボディが変形してはならない!との
安全規制法律に対応するための変更です。
そしてお馴染みのC3最後のグラマラスなボディ!
運転席は190ベンツの後部座席の位置と言われてます。
どんだけフロントが長いんでしょうか
この形のコンバーチブル(オープン・カー)に憧れました!
C4 : 1984~96
ポルシェやフェラーリに匹敵するモデルに仕立てようと目論んだとか、しないとか・・・・
今までの無駄な曲線美が無くなり、少々アメリカンテイストに欠けてしまった気がします・・・・と僕は思ってしまうのです。
でも、やはりコルベット! カッコイイですね。

C5 : 1997~2004
・・・・詳しく知りません(スンマセン)
初めて見たときは、「おおおおおお・・・・・・・良いじゃないか」と感動しました!
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C6 : 2005~2013
・・詳しく知りません(スンマセン)
もぉ~、スーパー・マッスルカーですね。
アメリカを代表するスポーツカーです。
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C7 : 2014~
ついに発売されるそうです!
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