手作り家具&スピーカー 木工房 あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!
AH_CHA・CHA WA_CHA・CHA GHICHONCHON!
Update : 29/12/2015
2012/05/15 (Tue) おまけ! ~これが私の生きる道(笑)
前のブログの続きです!(笑)
作品(ベンチ で 座卓 で 本箱 で デジタル・オーディオ !)が想像以上に好評を頂き、驚いております&嬉しい限りです!
なので、製作過程と思いの丈を、ちょっと追記します(笑)
何度も言いますが僕は、オーディオやスピーカーが組み込まれた家具を作って行こうと考えておりました。
パラゴンを作った事は、いわば今後の僕の方向性を示すフラッグシップだったのです。
(この辺りの心境は、こちらの日誌をご覧ください・・・ナント!珍しく真面目に語っております(笑))
でもって、最初の作品がいきなりスピーカー内蔵家具!・・・幸運です。
パラゴン同様、今回作った家具もデカイ!ので、「視覚に与えるインパクト」も機能・強度同様に重要視しました。
なんてったって目に付きますもんね!・・・デカイので(笑)
更に、癒しの相棒&仕事の相棒になると聞いちゃぁ~・・・なおさらです!(笑)
で、考えたのが、このデザインです。
ブサイクでしょ。(笑)
木取して、粗切りして、継ぎ手の加工を進めて行く内に
「ブサイク・ブサイク・ブサイク・ブサイク!!、不・細・工(ぶさいく~)」
と耳鳴りがして来まして(笑)、
天板のセンターを緩やかなカーブで大きくえぐってみました。
“いいじゃなぁ~い!優しくなった・・・感じかな”
などと1人狂喜乱舞して感動しておりました。(笑)
勿論、これにより底板の僅かな部分にもカーブでえぐららければならないことと、天地を繋ぐ縦板もその曲率で傾斜切りしなければならないことは・・・当然解っておりました。
直線で仕上るより、何倍も苦労が有りますが・・・・・・・・ 任せてください!
このような加工はパラゴン自作では開けても暮れても加工しましたので ギュイ~~ン・ギュイ~~ン てなもんです。(笑)
あっ、実際はそんな簡単じゃぁ~ないんですけどね(虚勢を張りました)、
本当はとても面倒なのです。
このカーブにより、見た目のソフト感が出た事と、実際にテーブル(座卓)として使った場合に、身体がチョコッとテーブル内に納まる感じで、パノラマ的にテーブルが使えるのです。
これで、火が付いてしまいました(笑)
「な、な、なんだ! この味気ないスピーカーボックスは、こんなもの市販のスピーカーを買ってきて、箱に納めればいいだろ!」
と、自分を戒め(笑)、曲げ加工を施したホーン式のスピーカーを作ったのです。
この曲げ加工も“親のかたき”みたいにパラゴン自作では加工しましたので
ぐにゃ~・ぐにゃ~ てなもんです(笑)
あっ、実際はそんな簡単じゃぁ~ないんですけどね(ウソ言いました)、本当はとてもとても難しくて面倒なのです。
如何せん、木と言うやっぁ~、傷つきやすくて、ボキ!っと折れるくせに、
曲げようとすると・・・・ 「ムムム!!!!!!」っと踏ん張って言う事を聞かないのです。
チョッと力を入れると・・・・ 「メキメキメキ~」っと悲鳴を上げ
手を緩めると・・・・ 「ビュン!」っと凄い勢いで跳ね返るんです(笑)
全く手に負えないのです!
凄い格闘の日々でした(笑)
でも苦労の甲斐あって、オモチャにしてはなんともイイ感じに仕上がりました。
ホント、今回の作品を作ってみてパラゴンでのノウハウがとても役立ちました!
さすが、フラッグシップです(笑)。
もぉ~曲げずにいられない!
曲線加工せずにはいられない! ・・・・・なんちゃって(笑)
そんなこんなで、耳鳴りに悩まされ(笑)、悪戦苦闘の末に完成したのです。(※各所改良点は発注者様のご了承の下で進めておりす・・・年の為:笑)
そして忘れちゃ~ならないのが、今お世話になっている木工所の師匠と、奥様、師匠のお兄様(すごい家具・建具職人なんです)。
4月の初めに、鉛筆とスケールとこの図面だけを持って「木工しまぁ~す、宜しくお願いしま~す」と図々しく入り浸り(笑)作業を始めました。
初めての作業場で、初めて使う機械や、数十年振りに動かしてもらった機械、道具を貸して頂いたり、加工についていろいろと教えて頂いたり、ととても親切にして頂いてます。
本当に恵まれているんです。
毎日毎日、面白おかしく業界の事や、技術的なアドバイスを話してくれます。
この作品にもそんなアイデアや教えが随所に含まれているのです。
それにしても、面白かったですよ!
オーダー家具っていうのはステキですね。
自由ですものね。
僕は、気が多いので、「オーディオやスピーカーが組み込まれた家具」以外にも興味のあるものが沢山あります。
そして、人とワイワイガヤガヤ話しながら物を具現化する事が大好きなのです。
木工の事しか出来ませんが・・・・
お役にたてる事が有れば何なりとお申し付けくださいませ。
木工房 「あちゃちゃ・わちゃちゃ・ぎっちょんちょん!」
原田佳文(ハラダ・ヨシフミ) 愛知県半田市
携帯:090-6398-0528
E-mail: ahcha_wacha_ghichon@yahoo.co.jp
疲れましたね(笑)・・・長文でゴメンナサイ エルヴィン先生でもお聴きください(笑)
ホント惚れ惚れする凄いスナップ力ですね!
お疲れさまでした!
| comment(2) |
2012/05/19 (Sat) 一日が短すぎるのです!
つい先日、再度中日新聞の取材を受けまして、
今度は夕刊(5月14日)にパラゴン自作の記事を掲載して頂きました。
写真は、パラゴンが未だ撮影から帰ってきていないので新たな写真が取れず、前回の写真を使って頂きました。
前回は地域版への掲載だったのですが、今回は全域への掲載記事でした。
それも「中部発」というとても権威のあるコーナーで取り上げて頂きました。
中日新聞本社の中にもオーディオに精通された方やパラゴンを懐かしむ方がお見えになって、その御方々からのご推薦とお聞きしています。
取材の内容は「もう少しパラゴンのディテイル(詳細)について・・・・例えば、どんなユニットを使っているのか等」と言う事でしたので、
「オリジナルはドライバーが375で、僕はその後継機種のプロ仕様で2441、ツィーターはオリジナルが・・・・」と一通り説明したのですが・・・
さすが、プロの記者の方です
「なるほど!、・・・そうですか!・・・・へぇ~!」と熱心に書き取って頂きましたが
「記事にするのは難しいですねぇ~、はははは・・・・」と
僕もそう思います!(笑)
あまりにも、訳が解らない世界です。
でも、オーディオに興味のある方は、パラゴンの姿形と同等に、使っている電子部品に関心をお持ちのようです。
僕はどちらかと言うと、その分野は苦手でして・・・・
でも、必ず聞かれる事なのでご興味のある方はこちらにまとめましたのでご覧くださいませ。
今回の記事には僕の連絡先は載っていなかったのですが、ネットで検索して頂いたり、前回の記事を覚えていたりして頂いた御方達からご連絡頂き、またまたいろんな御方とお知り合いになれました。
つくづく、オーディオは奥が深く、多くの愛好者がいるんだなぁ~と感心している次第です。
で、パラゴンですが6月の初めに撮影が終了(クランクアップ)するとのことで、それからの帰還となりそうです。・・・・と連絡が入りました。
5月の初めには戻って来ます!・・・などと言ってましたが、ごめんなさい。
お問い合わせ頂いてます皆さまへは、帰還しましたらご連絡させて頂きますので、もうしばらくお待ちください。
| comment(3) |
2012/06/08 (Fri) パラゴン帰還!
昨日、無事に自作パラゴンが東宝の撮影から戻って来ました!
約40日振りの再会です。
重い! デカイ!…(笑)
今回はガレージではなく家の中へ入れたので、その圧迫感たりゃ~ハンパありません!
最初から、出来あがったパラゴンを置く場所など一切考えずに作ったので…
もともと充分なスペースの無い10畳程の家族の共有部屋に無理無理&強制的にブチ込んだので、ちょっと厄介物な感じです(笑)
なので、部屋の中はゴチャゴチャです!
「週末には片付ける」と言ってお茶を濁しています(笑)
部屋の整理が出来て音が出るようになりましたら、お問い合わせ頂いています御方へは必ず連絡を入れますのでもう少々お待ち下さい。
長らくお待たせしてまして、ホントごめんなさい。
映画関係者用のTシャツと台本表紙のノートを頂きました。
11月の公開らしいですが、カットにならない事を祈るばかりです(笑)。